それは、あまりにも大きい大災害へと繋 がって行く。 救急要請を告げるアナウンスは 心配停止者多数の壮絶な内容であった。 鳴りやまないアナウンスを聴きながら、 署員は一斉に慌ただしく動き出して行く のだ。