3月2日18:15

「今日は救急要請が普段よりかは、少な

くていいですね。

そろそろ、夕食の注文でもとりましょう

か」



「そうだな。こういう日が続けば日本も

安泰なのだがな。

亀城くんがここに配属されて半年弱か。

一時は、まるで死人みたいな顔をしてた

が、慣れてきたみたいだな。

まぁ、最初は気づかれもするわな」



「そうでしたか? 二部の方にもそんな

ことを言われましたが……

至って自分は、元気ですよ?

じゃあ……夕食の注文を……あらら……」




【ビービービービービービー】


その時、救急要請を告げるサイレンが、

署内に鳴り響いた。




「って……

うまくは、いかないみたいですね。

現場ですね!」



「よし、行こうか、亀城くん!」



「はいっ!」