「えっと……どこから
説明すればいい?」

ただいま、博史を
リビングに連れていき
ソファーに座っている状態

なんか…気まず!

「んー…どこからでも
いい…」

「なにそれテキトー!」 

と、まぁ博史に
ツッコミを入れる私 

「じゃあ話すよ…」

「おぉ…」

聞く姿勢になった博史

「私が家に帰って
そして、自分の部屋に
行ったの……」

「おう」

「すると、何か視線を
感じたの…」

「!」

私はさっきの話を
するたびに徐々に体が震えてきた

「おい!大丈夫か!?」

私が震えていた
ことを心配してくれる博史

「う、ん大丈夫…」

私は深呼吸をしてまた話す

「それで…リビングに
きたんだけど…次は階段から
何か落ちる音がしたの…
怖すぎて逃げられなかったところを
博史が来たってわけ…」

「そういうことか………」

ガクガクと
体が震える

その様子を心配そうに
見る博史

「怖かったよ……」