カチャ 

「ただいまー」

部屋中に響く私の声 

お母さんは
仕事で10時までは 居ない

だから、だれも
返事をしてくれない
  

ゴトッ

ボフッ


「あぁー…疲れたー」
 
カバンを床に置き
ベッドに寝転がる私

「はぁ~…でもなんか
暇だな~…」

私が呟いた時…


ジロッ


「!?」

サッ!

何!?何か視線を感じる!

私は回りに
誰か居ないか見渡した

しかし、部屋には
私一人だけ…

「な、何なの~…怖い」

お母さん早く帰ってきて…

私は自分の部屋を出て
リビングへ向かった


「………………」