コツコツコツ

「はぁ~…」

俺はしばらく歩き
ため息を一度
つくと……

ペタペタペタ!


「!?」

なんだ!?
どこからか音が
する…

俺が回りを
見渡したとき……


ドン!


「きゃっ!!」

?きゃあ………女か…?

「すみません!
私急いでいたので!」

この声………

俺はぶつかった女を
みた………



このサラサラで長い
黒髪

「香?」

「…………え?」

すると、香は
俺の顔を見た

「………一輝くん?」

香は俺の顔を安心した
かのような眼差しで見ていた

「どうしたんだ?
走ってきたりして………って
なんで裸足なんだ!」

俺は香の足元を見たら
裸足だった

もう一度香の顔を
覗こうとしたら
香はその場でいきなり倒れた

「おい!香!?………クソッ!」

俺は香を
お姫様抱っこ?的に言う
体制で持ち上げ
香の家まで走った