そして、カラオケに入ってきた山内、 でも全く俺に気付いてない様子。 飲み物をチビチビ飲んだり、ボーッとしていた。 きっと嫌々いるんだろうと思った。 俺は話そうと決意し、山内の隣に行った。 それでも気付かない山内はケータイを見ると、 少し口角をあげて笑った。 俺はその画面が見えた。 それは同い年くらいの男が写ってる写メ。 もしかして、彼氏か...... それとも好きな奴か....... ......俺はまたも嫉妬の渦に巻き込まれた。