私は部屋で制服に着替えながら、 カレンダーをふと見た。 「あっ!今日、クリスマスイブだ.........」 そして、重い足取りで学校へ向かった。 教室へ着いた私は溜め息をはき、机に突っ伏した。 その日の授業はよく覚えていない。 でもいつの間にか帰りのHRは終わっていた。 「咲良!!行くよー!!」 そう元気よくテンションMAXのさやちゃんが来た。 「はいはい。わかってますよ-だ.....」 私はまた溜め息が漏れた。