久しぶりに夢を見た。 でもその夢は消したいほど苦い思い出。 私は頭をぶんぶん振って気持ちを切り替える。 「.........支度しよ。」 私は山内咲良。高校2年生。 私は制服を着ていつものように学校へ向かった。 教室に入り席に着くとすぐに私の近くに来る1人の女の子、私の親友の岡野紗香 やくして、さやちゃん。 人見知りで消極的な私とは真逆の性格だけど とっても気が合って仲良しな私達。