「ふっ…っ…」


気付いたら私は泣いていた。

好奇な目でみられている。



知ってる。こんなの子供みたいだってことぐらい…。


だけど…


ギュッ


突然後ろから抱き締められた。


「優愛…!」


その声は、紛れもなく晴翔くんだった。