あの夏、いなくなった君。~ずっとずっと大好きです~


オレを必要としてくれてありがとう。



オレと一緒にいてくれてありがとう。



オレと出会ってくれてありがとう。



今なら素直に言える気がする。





時刻はもうすぐで五時になろうとしていた。


待ち合わせ時間は夕方の五時。


祭り会場の近くの神社で待ち合わせだ。



オレは散々悩んだ服を着て、部屋を出た。



下に降りると誰もいなかった。


みんな祭りだから出かけたのか。


オレはあまり気にせず家を出た。




早くお前に会いたい。




春香。