チクっ…と胸に違和感を覚えた。


なんだ…このモヤモヤした気持ち。



「ねぇ春香。これから私たちもお昼屋上で食べない?」



いきなりの宮本の提案にいち早く圭が動いた。



「それいいじゃんつぼみちゃん!!うん、そうしよう!!な、な、誠!」



ようやくいつものテンションを取り戻したと思えば…やっぱりうぜぇ。



「それいいねつぼみ!」



目を輝かせながら手を合わせる春香。


オレの意見は問わずにその気になる三人。


…こいつら、結構気合ってんじゃね?


まぁ楽しそうだから…いいか。


そう思い、残りの焼きそばパンを口に放り込んだ。