真っ暗な階段を上り自分の部屋へと向かった。 部屋の電気をつけカバンを適当に置き、ベッドへと飛び込んだ。 「春香…か」 なんとなくあいつの名前を呼んでみると、少しくすぐったくなる。 つまらない日常に、少しだけ楽しみができた。