女子トイレのドアの前で音がした。 ガタッ!!! ドアを開けると科野くんと他の男子たちが女子トイレの前でしゃべっていた。 科野くんは、築いてない素振りで教室に行ってしまった。 どうしよう…聞こえてたかな…… 私は思ってもないことを言ってしまった自分が情けなかった。 「うらら…?どうしだの、大丈夫?もう授業始まるから行くね。」 「あっ…うん。」