「知ってるに決まってんだろ。好きな人の好きな人ぐらい。」 ……ガラッ……… 萩ちゃんが帰ってきた。 「遅くなっちゃった。二人の分も買ってきたよ。」 …………………… 「返事は、また今度なっ。」 科野くんが小声で言った。 「何のこと?」 萩ちゃんが聞いてくる。 「何でもねぇーよ。ジュースありがとう。」