桜の木の下で -2-





「…変な気が起きそうだから離れるね」



危ない危ない、と先輩はわたしから離れた。



「変な気?」



何のことか一瞬わからなかったけど…意味がわかった途端に顔が熱くなった。



「な、なに考えてるんですか!あほですか!変態ですか!」



近くにあったクッションを先輩に投げつけた。



「いてっ!あ、あほって何!俺だって男の子だもん!!」



「だもんってなんですか!可愛すぎますから!」



「優希ちゃんの方が可愛いもん!!」



「なっ!そ、そんな恥ずかしいことさらっと言わないでくださいよもう!」



最近の先輩はさらっとわたしを褒めてくる。



ふいに褒められると恥ずかしいんだから…!!