「さら、聞いてる!?」 「えっ!?何の話だっけ?」 いけない、いけない。 ミホのアイスを見て、つい考えこんでいたあたし。 「もう!さらがこんなに一途に誰かを想い続けるなんて珍しいって話!」 「え…まぁそうかな!?」 そうなのかもしれない。 今までにだって好きな人はいた。 付き合った人も何人かいた。 けど、どれも長続きはしなかったあたし。