伝説の騎士





−圭−




「行っちまった……」




ジロりと。



そっぽ向いているそいつを思い切り睨んでみる。




効果がないことを知っていてやったからそんなには落ち込まない。




「自業自得って言われたろ。サボんのもいい加減にしろってことだよ」



「本性出すのはやめろって。怖いって言ってんだろ、ソレ」




苦笑を漏らしながら両手を挙げて、降参の意を示した。





こいつには当分適いそうにない…ってかこれからもずっと。




「じゃあ、戻ってきたときに3分の1も終わってない、なんてことはないように」




ピシャリと言って出て行った。