うちは病んだ。荒れた。 でも、ある時フと気がついた ―何に怒っていたのか… ―自分だ。 ―彼氏がそんなに好きだった? ―違う ―だから、好きじゃない奴に冷められた ―そんな自分に腹が立った ―うちは恋に恋してた。それだけ… ―本当に好きなのは…………