少し眠たくなってきて、 図書室の内側から鍵をかけて 少し、浅い眠りについた そして、昔のことを思い出した ーーーーーーーーー…………… 「うち、彼氏が出来たんだ」 「へー」 中学1年生の春、彼氏が出来た 真琴は興味なさそうだったけど それでもちゃんと話は聞いてくれた ―だけど… 「お前、なんか重いよね」 「…え?」 「………ごめん 別れてくんない?」 向こうの一方的な冷め うちは虚しくも3ヶ月で失恋した