その先の細い道を通り


山に近づいたと思うと



洞窟のような部分に入る。



そこを抜けると、大きな一本の木があった


そこは中央に位置し、


凄く上の方から木漏れ日が注ぐ


「私の隠れ家みたいな物。」


そう言って微笑んだ沙由


「これ………」


「へへっ

 
 秘密だよ?私の隠れ家なんだから」



また、沙由のことを知れた。


そんな優越感が私を包み込んだ