その後も担任は世話を焼いた。


俺達の壊したものを持ち


俺達と校長室で頭を下げた。



俺達が近寄るなと暴力をふろうとしても


怯えながらでも俺達に纏わりついた。


そして、殴ろうとすると沙由に止められる


「もっと大人になりなよ。」って。


「キャラ作んなら完璧に作れば?」って。


「…したくないこと、


 しなくていいじゃん?」って、


いつでも沙由と担任は


俺達を見放したりしなかった。


そんな担任に、少し嬉しかったりもした


それは、幹部全員の思いだ。


そして、そうなったきっかけである


…沙由にも、みんなが感謝していた。