「…………」


「先生なら出来ます。」


そのとき、チャイムが鳴り響いた。


「…………今日はこれで終わります…


 ………号令…………」


先生は始終下を向いていた



みんなが礼をして、転校生に群がった



俺達はその中に割行った



周りのヤツらは俺らを避けて道をつくる



「神山 沙由。


 聞きたいことがあるんだが、いいか?」



「…?えぇ、もちろんよ」



俺達は、図書室へ向かった