「最後まで嫌いですよ… 睡蓮のそういうところ。」 僕は静かに微笑んで 手紙をもう一度見返して、 元あった引き出しにしまった ―がしゃん と、閉まりきった引き出し。 そこに鍵をかけて、 鍵を睡蓮とお揃いのネックレスに通した 「また、会う日まで」 決して「会う」なんて保証はない 向こうからしたら別れた気でいるかも。 でも、それでも僕は貴方を思います ずっと、ずっと、愛してるから………