「あのー、うちの学校ですよね?」 私は言った。 「新入部員です。バスケ部の。ですから、一年です」 あ、そうなんだ。 どうりで見たことない顔だと思った。 「バスケ楽しいよね!」 「はい、めっちゃ楽しいです!」 時間を忘れて話続けてしまい気がつくと7時を回っていた。 空は、真っ黒になって星と月が輝いていた。