それでも絵描きはついてきた。

本当に変わった奴だ。

仕方がなく最後には俺が折れた。

どれだけ逃げてもついてくるものだからしょうがない。


俺は絵描きと共に過ごすことにした。


ほんの少し、本当に少しだけ、嬉しかったんだ。