あっそーいえば

 あたしは昼にもらった手紙を渡した。


「げっついにお前もコクられたか!!」

「バカっあんたにだよ」

「ははっツッコミ早え」


 優斗め、楽しみやがって、

 そう思ってるときいきなり優斗が真剣な表情をして


「…今は部活に集中したいしレンアイとか考えたくない」

「女の子に冷たくない?」

 
 相変わらす奥手つーか、なんつーか


 その時胸がズキッといたんだ───

 そして昔を思い出した。