「おばさん、ごめんなさい。俺が環と喧嘩したばかりに、環は、環‼‼」


万里…………
環が死んだのは自分のせいだって言ってたからな。


「万里くん、顔あげて。万里くんのせいじゃないから。。それよりもコレ」


おばさんが渡したものを見て万里は目を見開いた。


「…………神様の涙…………」


そして万里は泣きそうな声で言った。


「おばさん、これペンダントにしてもいいですか?アイツのこと忘れないようにそばに置いときたいんです。」


万里は泣きながら言った。

葬式で初めてみた涙だった。