ビリッ
「あーーっっ」
「...............やぶけちゃった、やっぱ誰かに手伝ってもらえばよかった」
ガラッ
扉のおとがして、勢いよく振り返った。
「......っ」
「!?」
す...っ須藤くんっ!?
どっ...どうしよう、何か話しかけた方が、、でも......っでも......っっ
先に話したのは須藤くんだった。
「...先客か......ここなら一人になれるとおもったのに」
「......じゃ...じゃまですか.........そうですか......」
ボソボソと言っていると
「...こんな時間に一人で何やってんだ?」
え!?もしかして手伝ってくれるの!!?
「いっ...今掃除当番表作ってるとこで」
「..................ふーん」
そーいって須藤くんは私の失敗したものをみて言った。
「あーーーっそれはっっ」
「へったくそだな、ちょいかしてみ」
そして須藤くんは紙とハサミをもって切り始めた。
チョキチョキ
「ホラできた」
「すごい!!うまーーいっっ」
須藤くんの作った星は長さが揃ってたりしてとてもきれいでうまかった。
なんでうまいのかなっておもって須藤くんの手をジーっみていたら
「......なんだよ」
「手ぇおっきいのに器用だなって」
「...............大きいか?」
「私の手に比べたら......」
そーいって須藤くんに手をだした。
ス......ッ
須藤くんの手が触れた。
「......お前の手、ちっせぇー
.........小さくてあったかい」
ドキン...........
重ねた手から伝わるおんど、なんだか心地よくて、おもってることまで伝わりそう

