そして…


「私のこと覚えて…」


最後まで言う前に俺は


「止まれっ誰だお前なんの用だ?」


と俺は言った。

そうするとアイツは


「あ…私、小越碧
あのね…実は渡したいモノがあって…」
 

アイツはそう言った。


「渡したいモノ?…」  


俺はそう聞き返した。


「うん
これ…須藤くんのじゃないかと…おもって…」


そうアイツは言って、ポケットから俺が探してた"ペンダント"を出した。