登校して1ヶ月たった。
今日は修学旅行のはなしがあった。
「修学旅行はロシアに行く。持ち物は着替え、…」
先生は持ち物や、お小遣い、といったものを用意しろって言った。
私は、そんな話さえ聞いていなかったから、よくわからなかった。
授業が終わって、帰宅するとき、
「雪、先生の話聞いてた?」
「全く!美由紀こそきいてた?」
「少しだけね!でも、よくわからなかった!」
「だよね…」
私は美由紀と一緒に笑った。
「美由紀、明日ね!」
「わかった!じゃあね~」
美由紀と別れて、私は家に帰った。
とにかく疲れていたから、なにもせずねた。
次の日、また修学旅行のはなしがあった。
「班は、生活班と行動班一緒だ。しかも男女混合で4人で1グループ作れ!」
みんなそれにはさすがにおどろいた。
だって男女混合だよ?ありえない。
女子一人だったらかわいそう。
「美由紀、一緒になろ!」
「うん!男子もいれるんでしょ?誰にする?」
「うん…」
私は悠斗と太一君がいいな~っておもった。
悠斗の方を見てみると、女子の周りにかこまれていた。
きっとだめだろうなっておもっていたとき、
「雪、一緒になろうぜ?」
私はびっくりした。
「え?あの子たちのところじゃないの?」
「ちがうにきまってんだろ?どうせ、美由紀もいるんだろ?」
「うん」
「ちょうど4人じゃん!」
「うーん…本当にいいの?」
「全く問題ないぜ?」
「じゃあ、いいとおもうけど…」
私はやっぱり、って思った。
だって、美由紀は太一君のこと好きだし、私だって、一番話てるのは悠斗だから安心できる。
決まったら書くっていう仕組みになってる名簿に、私、美由紀、悠斗、太一君の名前をかいた。
書いた人から帰っていいことになってるから、4人で、帰った。
「班行動よろしく!」
「美由紀、よろしく~(¬з¬)」
「太一何それ~(`o´)」
「別にいいだろ?」
「まあね(`o´)」
「夫婦同士で、口喧嘩すんなよ~」
「何それ~(`o´)」
「悪い悪い、太一と美由紀お似合いだからさ、ついついw」
「悠斗、お前もだろ?」
「誰だよ~太一!」
「え?雪」
「え?」
「まあね(≧∇≦)」
「雪かわいそうでしょ?悠斗(`o´)」
「そんなことないよな~雪!」
「え?わかんない!」
「雪まで!!」
またこうゆう風に帰った。
修学旅行は、三連休あけた火曜日だ。
それまで、私はゆっくりと休み、体調をよくした。


悠斗、


多分、


私、


悠斗のことこないだの日曜日から好きかもしれない、私は心のなかでさけんだ。