これが、あたしの彼氏です。- 2 -



…あ、これはちょっとヤバいかもしれない…と悟ったあたしはこの状況をどう切り出そうかとつい切羽詰まってしまう。

すると、いきなり声を掛けて来た彼が嬉しそうに口を開いた。

「俺、こっちに戻ってきたんだよ!驚いたろ!多分また明日も会う事になるだろうから、詳しい事はそん時に話すな。じゃあ、親に呼ばれてるから行くわ、またな心」

「え、ちょ、明日もって、どういう…」

いきなり現れた彼はそんな意味深な言葉だけを残して颯爽とこの場を去って行ってしまった。


「………」

「………」

そして、さっきまでの光景を見ていた矢沢君は相当不機嫌なオーラを放出して、あたしをジロリと睨んで来た。