それから二人でテレビを見たりいろいろして過ごした。 「そういえば雪さんは仕事無いんですか?」 「んー。無いよ?……たぶんね。」 「多分っていいんですか?」 「うん、支配人が知らせに来ると思うし問題ないよ。」 雪さんはいつもなら撫でてくれたりしたのに今は椅子の居座ったまま近づいてすら来ない。