部屋のそとで雪さんを呼ぶおじさんの声がした。 「雪さん、おじさん達が呼んで…。」 「…面倒だしほっといていいよ。それよりおなかすいた?なにかもってくる。嫌いな物とかある?」 「いえ…特になにも。」 「そうか。ちょっとまってて。」 雪さんは部屋を出て行った。