ん~っと!!

私は、まだ眠たい体を起こす。

カーテンを開け、太陽の光を浴びながら朝が来たことを
実感する。

今日は、高校の入学式。

私は、無事合格した桜田高校に今日から通うのだ。

私の名前は篠原愛実。


期待と不安を胸に、準備を始める。


まず、洗面台に行って、
顔を洗い、歯を磨く。

次にご飯を食べにリビングに向かう。

リビングに着くと朝食のいい匂いがする。

パパとママはすでにリビングにいて
パパは新聞を読んでて、
ママはご飯を机の上に並べていた。


私はパパとママに
「おはよー!」って言うと
「いっただっきまーす!」とご飯を食べだした。

二人とも笑顔でこっちをみていた。


ご飯を食べ終わると、部屋に戻り
真新しい制服に袖を通した。


私には、4つ上のお兄ちゃんがいて、
実は桜田高校の卒業生なのだ。

制服を着終わるとリビングに行き、ちょっと恥ずかしがりながら
パパとママとお兄ちゃんにみせびからせた。

パパからは「お前もとうとう高校生か。」
ママからは「意外に似合うじゃない。」
お兄ちゃんからは「お前もこの制服を着るとは思ってなかった。」
と言われた。


そのあとまた部屋に戻り、髪の毛のセットを始めた。

きちんとアイロンでまっすぐにし二つ結びをした。


そして時間になると、ママと一緒に高校へと向かった。