私は、雅哉くんの机に“放課後、屋上!” と書いた紙を、入れ、 まともに授業を聞けないまま とうとうホームルームも終わり、 放課後になった。 そして屋上に向かう。 「はーあー、竹下くん。くるかなー?」 そんな不安をかかげながら、 ドアをひらいた。