サクラ咲ケ


「優?朝ご飯、ご飯がいい?パンがいい?」

「・・・米」


あれから3ヶ月後。


「じゃあ、弁当はおにぎりでいい?」

「・・・うん」


人っていうのは案外簡単らしい。
環境というものには一回浸かってしまったらなれるのがすごくはやく慣れるもの。
わかってしまった。

そして・・・。
できればわかりたくなかった。


「・・・飛翔」

「ん?」

「・・・今日も学校休む」

「・・・うん」


どうすればいいんだろう。
胸の中にある大きな穴はどうすれば埋まるんだろう。


「優宛てに一通きてるよ。差出人は無いから捨てとく?」

「・・・そこに置いといて」

「・・・うん、じゃあ学校行ってくるね」


どうすればいいんだろう・・・。

どうすれば・・・。



悲しい。

寂しい。



吐きたい。

泣きたい。

吐きたい。

死にたい。

消えたい。



・・・もう二度と・・・。

あんな思いは・・・。