「あーヤバいヤバい」


＿＿小声でそんな事をつぶやく。幼なじみとか、最大の敵じゃん！？
叶ーって呼んでたけど、、、ヤッパリ彼氏だったり、、、。


＿＿俺らしくもない弱音。

“一目惚れ”


ある訳ない。いや、さっきあの子を見て分かった。
心の底からかわいいって、守りたいって。

たくさん話をしたい。

でも、この際一番厄介なのは幼なじみということ。

女ならまだしも、男だとな。


このライバルをどう避けようか。


＿＿午前中の授業はまともに頭に入ってこなかった。
　昼休みにいつも俺と連んでる友達。
シンのとこへ向かった。



「おーすっ」

「んー」

「なんか、お前さ、さっきから話し頭入ってなくね？」

＿＿なぜわかった！？このやろー！

「お前、（苦笑）」

「まぁ、話し聞いてやんよ」

「ん。あのな、、、」

「留加、、、お前、気持ち悪いっ(笑)」

＿＿なんもはなしてねぇよ！！

「なんで、そんな深刻な顔すんだよ！！（笑）」

「訳があんのー訳が」

「んで？何？一目惚れでもした？（笑）
さっきの子にでも」

＿＿バカだぁぁぁぁ。アホ－－－俺の頭ん中見えてんの！？

「、、、お前、エスパー？（苦笑）」

「えー？当たったの？いがーい」

「じゃ、//////ちゃんと聞けよなっ！」

「留加ちゃんハズそーにしてぇー(笑)」

「つったく」

「で？」


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