彼のから発せられる次の言葉が怖くて、怖く仕方なかった。

そのうちに耐えられなくなった私の視界は少しずつ歪んでいった。
耐えかねて、ゆうと君から視線をそらした瞬間頬に冷たい感覚。

同じとこをなぞるように、暖かく愛しい感覚。

はっとして、顔を上げるとそこにはさっきまでとほとんど変わらない表情。
変わったとこと言えば、瞳に悲しみが宿ったことぐらいだろうか。