音をひとつ一つ並べていくその音は、さっきまでの重い空気を一気に変えてくれた。
そして、フルートが吹きたくなった。
小さい頃からずっと吹いていた。
学校でも吹奏楽部で、授業中だってずっと音楽のことばかり考えていた。
それを急に思い出した。
「裕乃ちゃん、私フルート吹きたい」
気がつけば言葉にしていた。
「誰と?」
少しニヤついた裕乃ちゃん。
答えは考える前に出ていた。
「ゆうと君」
そして、フルートが吹きたくなった。
小さい頃からずっと吹いていた。
学校でも吹奏楽部で、授業中だってずっと音楽のことばかり考えていた。
それを急に思い出した。
「裕乃ちゃん、私フルート吹きたい」
気がつけば言葉にしていた。
「誰と?」
少しニヤついた裕乃ちゃん。
答えは考える前に出ていた。
「ゆうと君」
