振り向くまでもない。私を呼んだのは小谷さん。 今日は何だろう…… おそるおそる、後ろの席に顔を向ける私。 「ねーえ、聞きたいことがあるんだけど」 「聞きたい事……ですか?」 「他のクラスの友達から聞いたんだけど、昨日の放課後、月島先輩に話しかけられたって本当ぉ??」 小谷さんは一見、にこやかな表情を見せてるけど、瞳の奥で、〝月島先輩に口を聞いてもらえるなんて、どぉゆうこと?!”〝白状しなさいよ!”って訴えを感じるのは気のせい……?