―… 「先輩、好きになってごめんなさい」 目の前には蒼い海が広がる。 大好きな、月島先輩の為に出来ること。 こんなことくらいしか思いつかない私はどうかしてるのかもしれないけど、どうか、この真珠の力が本物であってほしいと切に願う。 私は、小瓶に入った七つ目の―…最後の真珠を海へと投げた。 〝七つ目の願い事をした時、それまでの願い事はなかったことになるからね”