いったい、こんな海の上で誰に声をかけらてしまったのか…… 確かめたいけど、性格上、怖くて仕方ない。 おどおどしたまま背を向けていると、 「お前だよ。お前。こんな所で何やってんの?身投げでもする気?」 と、まさかの疑惑。 「えっ??」 身投げなんてとんでもない……!!! そう思って勢いよく振り返ると、 「―…」 反論する言葉を忘れて、思わず見とれてしまうほどの綺麗な男の人がいた。