「わ、わたし……は……っ」
月島先輩と少し近づけたからって、いい気になってなんかない。
自分の雰囲気が変わったからって、いい気になってなんかない。
確かに、素敵だなって思ってた月島先輩と近づけたり、芹沢先輩達やクラスの男子までに〝可愛い”なんて言ってもらえたりして舞い上がった部分はあったと思う。
でも―…いい気になんて絶対になってない!
心の中では、はっきりとそう反論出来る。のに……
「……っ」
言葉が口から出てきてくれない。
「どうやって月島先輩に取り入ったか知らないけど、ちょっと雰囲気変えたからって月島先輩の気を引けるなんて思ってるんじゃないの?」
「浜崎さんじゃ絶対に月島先輩とつり合わないからね!」
二人の言葉に、カァッと顔が熱くなる。

