「土曜……日……」
まさか見てた人がいるなんて―…
という事は、まだ他に知っている人がいるってこと。
私なんかと一緒にいる所を見られてたなんて、月島先輩のイメージダウンになったらどうしよう……
そんな心配をしていると、
「大体さぁ、いきなりカラーとかパーマとかイメチェンして登校してきたけど、それも月島先輩と何か関係あるんでしょ?」
「ちょっと月島先輩と知り合いになって、髪型変えて雰囲気変わったからっていい気になってんじゃないのぉ?」
「もしかして〝私、可愛い”だなんて思ってんじゃないでしょーねぇ?」
「クラスの男子にちょっと言われたからって調子乗りなさんなよぉ」
二人はどんどん私に突っかかって来る。そして、
「とにかく、浜崎さんごときの人が月島先輩に関わるなんてナマイキなのよ!」
その小谷さんの一言で更に緊張した空気に包まれてしまう。
二人は踊り場の隅で小さくなる私を睨みつけたまま。

