「あっつ~!!」
下敷きで扇ぎながら叫ぶ。
気付けばもう7月。前までは風が心地良かったのに今は蒸し暑い日が続いて、夏の訪れを感じる季節となった。
「陽菜ちゃん暑いねぇ~」
「間違ないね~!今日かき氷でも食べに行くっ?!」
「行く~行く♪陽菜ちゃんに話したいこともあるしっ」
莉緒とそんな約束をして私はまた下敷きで扇ぎ始めた。
そういえば莉緒と帰るの久し振りかも…
「莉緒~彼氏はいいの?」
「大丈夫大丈夫~」
そう言って莉緒はピースをした。
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