「あたし、応援するっ!」 「え?」 「なんか応援したくなった。」 まさかそんなことを言ってもらえると思ってなかった。 てっきり飽きられると思っていたのに陽菜ちゃんの口から出たのは「応援する」というものだった。 でも、嬉しかった… 陽菜ちゃんの言葉で俺はもう一度頑張ってみようと思った。 梨華を好きでいると決めた。 梨華を好きでいると決めてから毎日が幸せだった。 前までは苦痛でしかなかった毎日が今はこんなにキラキラ輝いて見える。 なにがあっても好きでいると決めていた。 この時までは…。