「梨華…?」 目線を元に戻すと俺が座ってるところから少し離れた場所に梨華の姿があった。 手元には荷物がいくつかあって、ニコニコ笑う梨華がいた。 「梨…華……」 梨華の名前を呼ぼうと席を立ったとき、ハッキリと梨華の名前を呼ぶことが出来なかった。 …なんで? なんでだよ。 なんで梨華の隣にナオヤがいんだよ。 昨日… そんなこと一言も言ってなかったじゃねぇかよ。 意味わかんねぇ… 俺は梨華から逃げるようにその場を後にした。