ツインテール女子を囮にしてその体の死角からショート女子が蹴りを入れる。
タイミングを間違えればツインテール女子を蹴りかねないっていうのにまったく迷いもなくやってきやがった。
まぁ、それだけこいつらの信頼関係が強いってことか。
「今のはマジビビったわ。」
「ハッ、その割には余裕だな。」
素直に感想を呼べればショート女子に鼻で笑われた。
なんか、久しぶりにワクワクしてるわ…俺。
血が、細胞が、脳が、体の全部が今心から楽しいと言っている。
それは二人も同じようで…。
いくら傷がついても、血がでても、その興奮は収まらない。
───今の俺は獣と同じだな…。
そう思いながら、俺は小さく笑みを浮かべた。
