「私知ってるわ。貴方があんな女を本当は愛してなんかなかって。
本当は私を愛してくれてたって…。
だけどあの女がうるさくて私のところにこれないんだってわかってるのよ。
だから私頑張ってあの女からそいつを奪ったの。」
狂ってる。
こいつにはその表現が一番あってる。
「あの女は階段から落ちちゃったけどしょうがないわよね、抵抗するんだもん。
そいつだって本当は殺すつもりだったけど貴方の血が半分通ってるって思ったらできなかったの…ごめんなさい。
だけど、絶対に見つけて私を迎えにきてくれると思ったわ!」
嬉しそうに楽しそうに笑っているあいつ。
どういうことだよ。
じゃあ、じゃあ俺の本当の母親は今どこにいるんだよ。
もう、なにがなんだか意味わかんない。
「だからあんな女の子供なんてっ…!!」
そこまで言ったあいつの声が不自然に途切れて俺が我に返ると金髪の男の人があいつを殴り飛ばしていた。
