蒼空Side フードを深くかぶり裏路地に入るとある場所に向かう。 裏路地に一件だけ明るいネオンに飾られたその店。 『Energy』 それがここのバーの名前だ。 中にはいれば小さな鈴の音とアットホームでレトロな店内を見回す。 カウンターの一番端。そこが俺の特等席だ。 人もいないその店でグラスを拭いていた茶髪の男は小さく笑って俺を見る。 「蒼空ちゃん、なににする?」 「いつもの。」 そういうと彼は笑って頷いた。